「大切に育てられたコーヒー豆の個性を余すことなく楽しんでいただきたい」という想いから、コーヒーを “まるごと食べる” という新しいスタイルを提案する独自素材の開発・製造・販売を行っています。従来の「飲む」コーヒーでは、豆の約70％が抽出後にフィルターに残されてしまいますが、私たちの製品は、コーヒー豆を微粉砕し、ココアバターと配合することで、豆本来のアロマオイルや栄養素を “まるごと” 摂取できる素材として仕上げています。

①アットファンズをパートナーに決められた理由はどんなところですか？

糸山様：SNS運用については、企画提案からサポートいただける点が魅力的で、特に画像撮影など柔軟に対応していただけるところが大きなポイントでした。

ーご依頼をいただいた当初は、写真素材が限られており、プロフィール周りの設定もまだ整っていない状況でした。そこで、既存アカウントの再設計からご一緒させていただき、ブランドの印象を決定づけるプロフィール文やハイライトの構成、投稿ビジュアルの制作に至るまで、丁寧にサポートを進めさせていただきました。Instagram運用において要となる写真撮影では、カフェレート様の高級感や商品の魅力がしっかりと伝わるよう、小道具の選定やプロップスタイリング、ライティングまで細部にこだわりながらご提案を重ね、撮影を実施いたしました。

その際に撮影したお写真は、後日WEBサイトのキービジュアルとしてもご活用いただき、SNS運用にとどまらず、ブランドを彩るクリエイティブとしてお役立ていただけたことを大変光栄に感じております。単なる運用代行ではなく、ブランドの世界観を丁寧に言語化・ビジュアル化し、伝わる形に整えること。そのようなブランディングの土台づくりからご一緒させていただけたことは、大変光栄でした。

②アットファンズがお役に立てた部分はどのようなところですか？

糸山様：SNSの運用を始めたばかりで、当初は何から手をつければいいか分からず不安もありましたが、ターゲットに響く投稿内容を一緒に考えていただき、私たちのブランドに合った方向性で進めることができました。投稿の企画やビジュアル制作においても柔軟にご対応いただき、安心してお任せできました。

ーアカウント立ち上げ当初は投稿数も少なく、「まず何を発信すればいいのか」といった段階からのスタートでした。そこで、ターゲット層の明確化やペルソナの設計、発信テーマの洗い出しを一緒に行い、投稿ジャンルをセグメントごとに整理。月ごとに反応の良かったテーマの比率を高めるなど、状況に応じて戦略を調整しながらコンテンツを制作しました。

たとえばカフェレート様では、パティシエとのコラボレーションやコーヒーとのペアリング提案などが「勝ちパターン」として安定して高い反応を得られる傾向にありました。その結果、運用初期は約1,800だった投稿のリーチ数が、半年後には約18,900と10倍以上にまで伸長しました。また、毎月の振り返りでは投稿の反応を分析し、得られた気づきを次回の企画に活かすことで、継続的に改善を図りました。投稿の企画やビジュアル制作においてもご要望に沿った対応を重ね、常に安心してお任せいただけるパートナーとして、伴走できたのではないかと感じています。

③アットファンズに依頼してみてどうでしたか？

糸山様：アカウント運用を始めたばかりの段階から、投稿作成や企画提案、撮影に関してサポートをいただきました。また、アカウントをより活発にさせるためのキャンペーン施策においても、投稿作成をサポートしていただきました。インフルエンサー施策やアンバサダー施策については、アットファンズ・マーケティング様が主体となって動いてくださり、その結果、運用期間が長くなるにつれて、アカウント規模や投稿の反応率が着実に向上していきました。

─カフェレート様のアカウントは、運用開始当初はフォロワー数2名からのスタートでした。そこから、キャンペーン施策・アンバサダー施策・広告・定期的な投稿を組み合わせた戦略により、10か月でフォロワーが7,000名以上増加しました。特にインフルエンサー・アンバサダー施策では、「本当に商品の魅力に共感してくださる方にお願いする」という方針のもと、フォロワー数だけに頼らず、エンゲージメント率や投稿の丁寧さ、写真のクオリティ、世界観との親和性などを多角的に見ながらキャスティングを行いました。

アンバサダー施策は特に効果的で、依頼した投稿にとどまらず自発的な発信が継続的に行われたことで、アカウント全体のリーチ拡大にもつながりました。また、「イベントにも行きました！」「友達にプレゼントしました！」といった声も寄せられ、ブランドへの愛着が自然に広がっていったことを実感しています。