食品サンプル業界の先駆けとして業界を牽引する「いわさきグループ」。その東日本法人のイワサキ・ビーアイが手掛けるBtoCブランドである「元祖食品サンプル屋」は、カバンにつけられるキーホルダーやマグネット、そして自分でつくる食品サンプル製作キット“さんぷるん”など、消費者向け商品を主軸に事業を展開しています。

弊社とのお取引は2024年で3年目を迎え、公式InstagramとXの運用代行、店舗のTikTokアカウントの分析含めたアドバイザー等も担当させて頂いております。

ー岩崎様の【元祖食品サンプル屋】SNS強化というところで、弊社にご依頼していただきました。

実は担当者も以前から食品サンプルが好きで学生時代、岩崎様の商品を愛用していたこともあり、関わらせていただくことにワクワクしておりました。導入ヒアリング時はSNS運用の目的から、再度擦り合わさせていただきました。その際、目的はオンラインショップヘの流入、既存顧客のファンの方々との繋がり強化、新たな層の認知拡大というところで、当初の整理や分析、ターゲット設定やKPIを立て、運用の方向性をご提案いたしました。岩崎様の状況やニーズと擦り合わせながら、日々変わるSNSのトレンドを追っている目線やユーザー目線での施策の企画立案や撮影、投稿コンテンツ作成、分析、次回のご提案などを一貫してサポートさせていただいております。

―サポートに入らせていただいた当初、Instagramではリール動画が強化されていくであろうという時期であり、まだ企業がリール動画をうまく取り入れている例が少ない状況でした。そこで、販売を促進したいとニーズのあった、自分でつくる食品サンプル製作キット“さんぷるん”のHow To動画の作成を立案。

また、ただ作るだけのものではユーザーの興味も惹けないと思い、当時SNSのトレンドであった#昭和レトロ #レトロかわいい というブームの波に乗るため、純喫茶×食品サンプルをテーマに、「昭和レトロ食品サンプル 喫茶店シリーズ」として食品サンプルを他にはない訴求として企画。実際の岩崎様のお取引のある純喫茶様の一角をお借りして、撮影を行いました。

いち早くリール投稿に参入し、純喫茶をテーマにした“さんぷるん”のHow To動画は1投稿で22万回再生突破。いわゆるバズりが起こりました。そこから分析により見えてきた勝ちパターンのリール動画の定期的な投稿により、導入前の平均リーチ数が約4,500から約20,000人と、約4.5倍のリーチ数を記録しました。リールのみだと 平均36,328リーチと、約8倍という驚くべき数字となっています。特に新たな層であった10〜20代前半のInstagramをアクティブに利用しているZ世代への認知拡大に結びつきました。フォロワーも、新規リーチに伴い、広告費をかけずに4ヶ月で3,000フォロワーアップしました。また、InstagramにShop機能が追加された際も、いち早くキャッチアップし、Shop連動のサポートをさせていただいたことにより、SNSからの購買も導入前から約6倍に。

シリーズものではその他にも「おしゃカフェ編」「居酒屋編」「おしゃピク編」「アフタヌーンティー編」など、SNSのトレンドに合わせたコンテンツを企画。季節に合わせた商品の投稿や新商品の告知などでも効果があり、直近ではSNSと相性の良い「猫の日」に合わせた企画や限定商品発売で、InstagramやXで告知する度に売れるという影響が生まれ、限定販売数222個が完売に。また、岩崎様のグループ会社様と連携して施策を行い、既存のファンの皆様との繋がりを強化することで#食品サンプルの日 にはXにてトレンドワードにも入りました。

さらに、店舗や催事とのオンラインオフライン施策など、岩崎様と密なコミュニケーションでSNSを利用した施策を数多く携わらせていただきました。こちらとしても大変嬉しながら信頼してくださっている点から、新たな施策などに色々挑戦させていただいたり、共に同じ方向を見ながら携わらせていただいておりまして、大変感謝しております。これからも尽力いたします！